初・村上春樹の感想
上巻の8割くらいを1週間ほどで読み、残りと下巻全てを今日3時間ほどで読みきりました。
村上春樹の小説は初めてよみました。Twitterとかで得た知識で性行の描写が多いんだとは知っていました。
どの程度そういった表現があるのかと思って読んでみたら、1つの章につき1回はまぐわってるんじゃないかってくらいに描写が多いと感じました。笑
読んでみての感想ですが、生と死が重要なテーマであるなっていうのがまずありましたね。
前半は19、20歳くらいの思春期の大学生の平凡な日々や悩み、恋愛なんかを書いた普通の小説なのかなって感じでしたが、下巻になり最後まで読んだあとだとまた違った作品な印象を受けました。
月並みな感想にはなりますが、綺麗な人間や天才たちは完璧なように見えてどこか不完全な部分を併せ持っていて、1つの言葉では表現できないような二面性をもっているんだなと思います。
そんな人たちと関わる中で少しづつ変化しながら、頑張って生きてる。
うまく変化に順応できる人間もいれば、変化についていけず同じ場所に止まり続ける人間もいる。
読み終わってすぐにこの記事かけばもうちょっと言葉がでてきたものかと思うんですが、考察とかスレとかみてるうちに読後の純粋な自分の感想が他人の意見と混ざっていってどこかにいってしまいました。
鉄は熱いうちに打てといいますがほんとにその通りだなあと思うわけです。
初めての村上春樹でしたが、思っていたよりすんなりと読めました。
次はなんの小説を読もうかな・・・